星座のマークについて
ちょっとした興味から調べました。情報の参照元は末尾にまとめます。
よく星座占い(占星術)などで、黄道十二星座のそれぞれを記号(マーク)1文字で表現していますが、そのマーク自体に何か意味があるのか気になっていましたので、調査結果をまとめてみました。
- おひつじ座 ♈
エジプトの太陽神アメン・ラーの使いの雄羊の曲がった角、牡羊の頭部、新芽、若葉
- おうし座 ♉
角がついた雄牛(牡牛)の頭部
- ふたご座 ♊
男女の恋人、両性具有、死と再生、永遠の転倒としての砂時計など、二人が仲良く手をつないでいる様、数字の「2」
※私はいわゆるアラビア数字の2よりもローマ数字のIIじゃないかと思うんですが…
- かに座 ♋
乳房を抱く女性(母親)、生物の発生(水の性質)、形のないものを形のあるものへと変えるパワーを有した「場」(水の性質、および、母性)
※太極図に似てる気がする。
- しし座 ♌
太陽(男根状のものが付いている)、心臓、獅子の尾っぽ
- おとめ座 ♍
乙女の髪、mとpを合わせた形。古代の象徴ではmとpはともに罪を犯した者に押した 焼き印の記号だった。あるいはmには死、pには罪の意味があるので、「罪は死をもってつぐなう」という意味 があるのかもしれない。(引用元著者の想像?)
- てんびん座 ♎
均衡を象徴する天秤の形
- さそり座 ♏
サソリの形、死を表わすmの字に稲妻の閃光、または毒針のついた形(引用元著者の想像?)
- いて座 ♐
飛んでいく矢、矢をつがえている瞬間、矢の部分は天国へと届く梯子
- やぎ座 ♑
変身しそこねた牧神パーンの姿(山羊の頭と魚の尾)、豊饒の角をはやした山羊の頭
- みずがめ座 ♒
波動、水の流れ、稲妻
- うお座 ♓
魚に変身したアフロディーテとエロス親子(二匹の魚)が互いの尾をリボンで結んだ姿
記号を使い始めた元となる原点や時期は不明。製作者も不明。占星術で昔から十二宮を示す際に使われているということだけ。
十二宮がそのまま十二星座に割り当てられたらしいが、それも、かなり初期の頃かららしく、これらのマークが、星座で使われていたもか、十二宮で使われていたものか、それとも割り当てられた後に記号が決められたのかは全く不明。
<参考資料>
サイン (占星術) - Wikipedia